| 放射線量測定の充実を/区長会が都に要望/国への安全基準策定も 福島第一原発の事故により、都内でも放射線の影響への懸念が高まる中、特別区長会は7日、都に対し、広域的な観測など放射線量測定の充実を要請した。これに対し、吉川和夫副知事は「可能な限り迅速に対応する」などと回答。都は翌8日、都内全域約100カ所で放射線量測定調査を行う考えを示した。 都は、新宿区百人町の健康安全センターのモニタリングポストで、大気中の放射線量を1時間ごとに測定。また、水道水と地表1メートル地点の数値は1日1回公表している。しかし、各区には、身近な放射能の影響を心配する区民からの問い合わせが多く、独自調査に乗り出す動きが活発化している。一方で、放射線の影響については判断が難しく、数値をどう評価するかが課題となっている。
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