| 渋谷区/文化発信、「ストリート」から/歩行者天国や特区活用で 時代を映し出す文化が発祥する街、渋谷。渋谷区は長期基本計画に「エンタテイメントシティの実現」を掲げ、文化の発信源であり続ける「ストリート(路上)」に着目した方針を示した。柱の一つが歩行者天国の復活だ。民間企業と連携した道路でのイベント回数を大幅に増やすなど、「ストリートカルチャー」の振興を図る。また国家戦略特区を活用した政策立案にも着手。優れたエンターテインメントの人材が、世界ではなく渋谷を目指すようなまちづくりを将来像に据え、始動する。 区は2月に策定した2017~26年度を期間とする長期基本計画で、歩行者天国などの道路でのイベントを26年度までに年間40~50回実施する数値目標を設定した。区内では70年から02年まで区道や都道で歩行者天国を実施していたが、バス経路や商業施設の荷さばき、交通渋滞などを理由に取り止めた。現在、区が道路を使用して主催・共催しているイベントは年4回のみ。区は毎週末に歩行者天国を行うといった方向性ではなく、イベントと抱き合わせた形で実施する方針だ。 同区観光協会は先月22日、 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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