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独自の健康体操が続々/高齢者の外出促す

 介護予防の一環で、オリジナルの体操を作る動きが23区に広がっている。適度な運動を習慣づけることで、メタボリックシンドロームや認知症、生活習慣病の予防、ストレスの緩和などに役立ててもらおうと、荒川区や中野区などが続々と独自の体操を発表している。自治体が体操を開発する背景には、健康寿命の延伸によって医療費負担の抑制につなげるとともに、高齢者を中心に区民が自分の健康に自分で気をつけるよう、体操を介した地域コミュニティーの活性化に結び付ける狙いがある。
 2002年に全国に先駆けて介護予防を目的としたオリジナル体操「荒川ころばん体操」を開発した荒川区は19日、新たな体操「あらみん体操」をお披露目した。アップテンポの音楽に合わせて筋力トレーニングやエアロビクスなど15種類の運動を組み合わせた体操で、30~50代の子育てや仕事で忙しい中年世代にも体操をPRする。 
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