| 未来につなぐ都民のオアシス~井の頭公園100周年(上)/自然環境の再生/市民の力で生態系が復活 井の頭公園が1日で開園100周年を迎えた。「住みたいまちランキング」で常に上位に名を連ねる吉祥寺の大きな魅力が、日本で最初の郊外公園として大正6年に開園した井の頭公園だ。武蔵野の貴重な自然に触れることができるとともに、市街地に近いにぎわい空間としても機能する都民の憩いの公園の今を2回にわたって探る。 井の頭池の中央に架かる七井橋を渡ると、大きなコイがエサを求め、群れをなして集まってくる─。井の頭公園といえば、こんな光景を思い浮かべる人がいるかもしれないが、久しぶりに訪れた池にはコイの姿が見あたらない。 「実はコイはもういないんです」。公園を所管する都建設局西部公園緑地事務所工事課の中尾信行課長が、そう説明してくれた。どういうことなのか? 話は2006年7月にさかのぼる。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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