| 足立区/児童養護施設退所者を支援/区営住宅に入居優先枠 足立区は、児童養護施設の退所者の自立を支援するため、新たに区営住宅に入居優先枠を設けた。24日に入居募集を開始する。区によると、児童養護施設を退所する若者に対して単身者向けの区営住宅を提供するのは23区初という。退所者の自立支援は、世田谷区が昨年度から給付型奨学金制度などをスタートしているが、独自の支援事業を行うのは足立、世田谷の2区にとどまっている。課題意識に地域差が見られ、取り組みに広がりが見られないのが実情だ。 足立区が優先枠を設けたのは、区営中央本町四丁目アパートで1DKタイプの5戸。3年間に分けて入居者募集を行う方針で、今年度は2戸を募集する。区内の児童養護施設や自立援助ホームを退所した18~23歳の若者で、最長5年間入居できるよう枠を確保する。住宅使用料は一般公募と同水準の月額2万円程度を見込む。10月の入居開始を予定する。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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