| 区長飯(めし)(1)/ぬるいトマトをゆっくり味わう/葛飾区長 青木克徳 今回、『区長飯(めし)』の執筆依頼を受けました。依頼文に書かれていた『〝食〟にまつわるエピソードはその人の〝素〟が現れる』というフレーズを読んで、思わず〝素〟という言葉に納得してしまいました。 私の好きな食べ物と言えば野菜、とりわけトマトは大好物です。葛飾区は、今でも特別区の中では農地が多く残り、「葛飾元気野菜」のブランド名で、多くの人々に新鮮でおいしい野菜を提供している野菜産地です。そして、私が育った葛飾区亀有の昭和30年代の姿は、あたり一面が畑。ずっと畑の野菜たちに囲まれて育ってきたこともあってか、小さい頃から一貫して野菜好きです。 野菜の食べ方にも好みがあります。野菜は、できれば温野菜が良いのです。例えば「蒸し野菜」。軽く塩を振ったぐらいで、微妙な〝甘さ〟や〝うまさ〟、場合によっては〝苦さ〟等、野菜本来の味を楽しみたいのです。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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