都政の潮流/知事、ガバナンスがガバガバですヨビミョーな関係 いつの時代も知事と執行機関との関係はビミョーである。 特に新政権発足後の1年間はギクシャクしがちだ。前政権に代わり乗り込んできた新知事にとって、都庁の中は敵だらけに見えるらしい。執行機関側も新知事の出方を見極め、新しい関係の構築に苦心する。 そして小池知事就任から10カ月が経とうとする今、両者の関係はあまり波風が立っていないようにも見えるが、内実はこれまでの都政になかったほどに険悪である。疑心暗鬼の黒雲に覆われていると言っても過言ではない。 知事と執行機関の間 その原因は何か。最大の要因は知事と執行機関の間に存在する人物の存在にある。側近、ブレーン、SS(特別秘書)……呼び名は様々。記憶に新しいのは、人生で2度も偽証認定されるあの人物だが、彼以外にも古くは美濃部都政に有名なブレーンがいたことは周知の事実である。強大な側近の存在は功罪相半ばする。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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