都議選告示/9日間の熱戦幕開け/小池都政の是非が争点都議選が23日に告示され、259人が立候補を届け出た。告示から選挙期間中唯一の日曜となった25日にかけ、各党の幹部が応援に奔走し、舌戦を繰り広げた。ただ、加計(かけ)学園問題などの国政批判や、小池知事の政治手法を厳しく問うことなどが中心となり、都政課題が演説に割かれた時間は少なかった。22日現在の選挙人名簿登録者数は1126万6521人で、前回と比べて48万9190人増加し、過去最高を更新した。7月2日に投票が行われ、即日開票される。=2、3、6面に関係記事 「自民党の評判が良くない」。同党候補の一人は23日、厳しい表情でこう嘆いた。加計学園の獣医学部新設の事実解明を巡り、安倍政権の消極的な姿勢で自民への逆風が強まっているからだ。 加計学園問題の渦中にある安倍首相は告示日に候補者全員に応援メッセージを送っただけで、序盤戦は応援に入らなかった。代わりに菅義偉官房長官が選挙中、唯一の日曜日となった25日に町田駅前で演説。道路にあふれる聴衆を前に「獣医学部新設が52年間認められてこなかった。この方が異常」と火消しに走った。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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