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都議選最終盤/小池新党第1党の勢い/自民は国政影響し逆風

  7月2日の都議選投開票まで残り2日となった。自民党は加計(かけ)学園問題に加え、閣僚の問題発言や違法献金疑惑などが都議選に飛び火している。支持率が低下する要因となり、予測される議席数は40前後にとどまり、厳しい展開となっている。一方、都民ファーストの会は40議席半ばが視野に入り、第1党に躍進する勢いを見せている。

■自民は国政影響し逆風
 26日、自民党候補の応援演説で文京区立小学校に現れた安倍首相は、盛大な拍手で迎え入れられた。「古い議会か新しい議会か、そんな議論は間違っている。仕事ができる議会か、できない議会かを決めるのがこの選挙戦だ」。安倍首相はこう強調し、「古い議会の刷新」を掲げる小池氏に対決姿勢を示した。
 ただ、加計学園問題の渦中にある首相が「先の国会で『印象操作のような質問がある』と強い口調で言い返してしまった」と反省の弁を口にすると、聴衆の1人からヤジが飛ぶ一幕もあった。
 
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