| 江戸川区/「食」通じ子供の貧困対策/自宅へ調理員派遣や弁当配達 江戸川区は子供の貧困対策で、食事に困っている家庭の子供を対象に、調理員の派遣や弁当を配達する二つの事業を8月から開始する。第2回定例区議会で同事業費1232万円を盛り込んだ補正予算が27日に可決した。区によると、食事に特化したアウトリーチ型の支援は都内初で、全国的にも珍しいという。子供食堂などに来ない子供たちに対し、食事をきっかけに直接出向いて支援するのが狙いだ。 食の支援員派遣事業「おうち食堂」では、シルバー人材センターなどのボランティアを派遣し、調理に加え、子供と一緒に食材を購入したり、食事したりする。保護者の病気や育児放棄などで食事に困っている家庭の利用を想定しているが、利用対象は限定しない。今年度の枠は30世帯で、1世帯の利用は単年度48回まで。費用は区が全額負担する。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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