| 防災教育を考える(上)/日常から多様な危機を意識する/滋賀大学大学院教育学研究科教授 藤岡達也安全・危機管理は日常の/整理整頓から 東日本大震災の発生以降、各地域において防災に関する啓発、教育から、防災訓練、グッズの購入まで、様々な取り組みが見られる。次に予想されるのは、首都直下型地震だとか、南海トラフによる東海・東南海もしくは南海地震が発生し、西日本大震災が生じるなど、多様な推測がされている。確かにプレート型地震では、地下に一定のひずみが蓄えられ、周期的に発生することが分かっており、内陸型地震においても活断層の存在は知られているが、いつ動くか分からない。予知が困難であればあるほど、不安はより大きくなる。「想定外を想定せよ」などとも言われるが、日々の業務で想定されるはずのことさえ、あたふたしている身には、想定外のことまで考えていたら仕事にならないことも多い。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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