| | 練馬区立石神井公園ふるさと文化館／独立で誕生した唯一の区／７０周年で企画展を開催 練馬区は、今年で区政７０周年を迎えますが、他の特別区とは生い立ちが異なっています。アジア・太平洋戦争後の１９４７年３月、戦前からの東京市３５区が地方自治法の施行により２２区に再編されました。２２区は旧来の区からの存続や旧来の複数の区が統合して成立したものですが、練馬区は２２区の一つである「板橋区」から独立したという経歴をもつ唯一の「区」です。
■江戸の胃袋を支える
江戸時代以降、江戸市街に向かう上水や街道の整備が進み、江戸と近郊農村との人・物の往来が増え、練馬区域は、江戸・東京の成長、発展と軌を一にする形で成長していきました。江戸時代中期 世界で最初に１００万人都市に成長した「江戸」の胃袋を支えるため、練馬区域では練馬大根・ゴボウ・人参などの蔬（そ）菜（さい）が盛んに栽培されました。
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