| | 未来に向けて～１６年度市町村自治調査会報告書（１）／スポーツを活用した地域活性化東京都市町村自治調査会が２０１６年度の調査研究報告書をまとめた。１９８６年に市町村共同の行政シンクタンクとして設立以降、多摩・島しょ地域の振興を目的に、各種調査に取り組んでいる同会は１６年度、４件のテーマで調査研究報告書をまとめた。シリーズで紹介する。
スポーツを通じて地域活性化に取り組むための推進組織「スポーツコミッション」の設置が全国の先進自治体で進んでいる。一方で多摩・島しょ地域では、２０１９年のラグビーＷ杯、翌２０年の東京五輪を控え、スポーツを通じたまちづくりが期待される。「多摩・島しょ地域におけるスポーツを活用した地域活性化に関する調査研究」では、自治体が抱えるコミュニティーの希薄化や地域のイメージアップ、地域経済活性化などの課題解決にスポーツを活用し、「総合的なまちづくり」につなげるためのスポーツコミッションの機能・形態を調査し、推進体制の在り方を模索した。
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