港区/屋外広告物を景観誘導/東京タワーの眺望など保全 港区は屋外広告物を対象とする景観形成ガイドラインの素案をまとめ、きょう21日から意見募集を行う。ガイドラインにより、屋外広告物の色彩や配置、デザインなど具体的な配慮事項を示した上で、民間事業者との事前協議により景観誘導を図るのが狙い。区建築指導課によると、事前協議による屋外広告物の景観誘導は新宿区や板橋区などがあるが、東京タワーなど区のランドマークとなる建築物の眺望を景観形成の基準に盛り込んだガイドラインは珍しいという。 区は15年度に景観計画を改定し、民間事業者がビルなどの建築物やエレベーターなどの工作物を整備する際には、形態や意匠、色彩などで周辺との調和を図るよう、事例を交えて配慮事項を示し、地域特性に配慮した景観誘導を進めてきた。新たな景観計画では屋外広告物に関しても配慮事項を拡充しており、区が策定したガイドライン素案では、景観計画に位置付ける景観形成基準を改めて具体的に紹介した。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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