| 言いたいことが山ほどある~小池都政、都議選(5)/小池都政1年、政局より政策を/明治大学教授 青山やすし 小池知事が率いる都民ファーストの会は、都議選で追加公認を含めて55議席を獲得して第1党となっただけでなく、得票率でも追加公認を含め4割超を得て圧勝だった。この結果から、小池都政1年は都民に支持されたといえよう。 しかし都議選前、市場移転問題についての小池知事の基本方針に対する各種世論調査の評価が必ずしも高くなかったこと、都議選告示後に自民党国会議員や大臣の不祥事、失言が相次いだ結果、内閣に対する批判票が都民ファーストの会に集まった点などは割り引いて受け取るべきだ。 また、都民ファーストの会が都議選に当たって掲げた政策が抽象的で都民の印象に残るものがなかったことなどを考えると、小池都政の政策が支持されたというより、小池氏のキャラクターが都民に支持されたと考えるべきだ。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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