| 小池都政1年/【第2部】都職員アンケート(3)/決め方や実現性 職員から疑問符/市場基本方針 本紙が行った都職員アンケートでは、小池知事が中央卸売市場を豊洲に移転させた上で、築地市場の跡地を再開発する基本方針を「評価する」「評価しない」の二択で回答してもらったところ、「評価しない」が全体の87・4%に上った。都議選前に報道機関が実施した世論調査では、都民の約55%が基本方針を評価していたのに比べ、ギャップが浮き彫りになった。基本方針は職員の間で、移転反対派と推進派に配慮した「折衷案」、「都議選で議論を封じるための選挙対策」などの批判が多かった。 =4面に「自由意見」
「行政手続きを無視」 小池知事が6月の臨時会見で発表した基本方針は「築地は守る、豊洲を生かす」という内容で、二つの市場を両立させる考えを示した。これに対し、50代課長は「両市場の活用案は響きがいい」として、都民受けする内容だったと分析する。 一方、職員が基本方針を評価しない理由は、「(知事の決断が)中途半端」という意見が目立った。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|