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まちを変える質問の仕方~新人議員紙面セミナー(1)/自ら動いて学び、現場に出る/元廿日市市 副市長 川本達志

 都議選で新たな議会構成が決まり、新生都議会がスタートしました。9月には多くの新人都議が初めての定例都議会に臨み、本会議の一般質問にも立つことでしょう。この連載では、広島県廿日市市で副市長を務めた経験があり、地方議員向けのセミナーを行っている川本達志さんに、「まちを変える質問の仕方」をテーマに紙面セミナーを5回に分けて執筆してもらいました。 (編集部)

 7月2日投開票の都議会議員選挙で、当選した127人の都議のうち、54人(42・5%)が新人議員でした。都民ファーストの擁立した議員のほとんどが政治経験のない民間出身ということもあって、あまり例のない新人当選率となりました。これまでの都議会に対する評価であるわけですが、それ以上に問われているのは、これからの都議会がどのように都政の中で役割を果たしていくのかです。
 とすれば、54人の新人議員を含め議員一人ひとりがいかに地方議員として「仕事の成果」を出すのかが問われているといえます。
地方議員にとって/仕事の成果とは 
 
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