| 70%の壁~不燃化特区選定から5年(下)/独自支援/主体性が問われる局面に 「この辺りの道路を広げて、幹線道路まで避難しやすくする計画です」─水戸街道から1本脇道にそれた住宅街で、葛飾区密集地域整備担当課の職員が地図を示しながら、区道の拡幅整備計画を住民に説明していた。 耳を傾けていた町会長を務める林茂雄さん(67)は、道路拡幅でセットバックに協力した住民の1人。避難場所に指定されている神社に続く自宅の前面道路を眺めながら、「最初は家を建て替えることに戸惑いがあったが、このままでは『危ない』『怖い』と近所でも話し合っている。ここが不燃化のモデルになれば」と語った。 不燃化特区創設の引き金となった東日本大震災の後も、熊本地震や新潟県糸魚川市の大火災を始めとした災害は後を絶たず、住民の防災意欲を高揚させている。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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