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世田谷美術館/華麗なパリジェンヌの世界/マネの大作から斬新なドレスまで

  7月から改修工事で休館している世田谷美術館が2018年1月13日から再開します。その最初の企画展として開催される『ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち』の報道発表会が5日に開催されました。
 約70年ぶりの修復を経て初公開されるマネの大作《街の歌い手》を始め、ドガやルノワールなど印象派の巨匠が描いた女性の肖像、カサットやモリゾなど女性芸術家による傑作、カルダンやバレンシアガの斬新なドレスから、ブリジット・バルドーなど映画や舞台で活躍した女優のポートレートまで、ボストン美術館所蔵の多彩な作品約120点を通して18世紀から20世紀のパリを体現する女性たちの姿に迫ります。
■約70年ぶりの修復

 修復された《街の歌い手》は、これまで鈍いねずみ色だった上着やスカートが、青みがかったシックなグレーに。細いストライプも浮き出て、扉の奥の居酒屋の様子もより良く見えています。
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