| 汚泥資源化、早期再開の考え/下水道局セメント会社と協議 下水汚泥の焼却灰から高濃度の放射性物質が検出された問題で、下水道局は6月28日の都議会公営企業委員会で、従来から行われていたセメント等への再利用の早期再開に向けて、セメント会社と協議していることを明らかにした。 国の原子力安全委員会は6月16日に示した「当面の考え方」で、脱水汚泥等の再利用について、他の原材料と混合・希釈することで、市場に流通する前にクリアランスレベル以下になることを求めている。また、生コンクリートは、基準の2倍の濃度まで許容している。 下水道局は「国の基準に適合するような低い濃度の焼却灰であれば、再生利用の可能性はある。今後、セメント会社等とも協議し、できるだけ早くセメント再利用を再開させたい」と述べた。
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