| 墨田区/清掃還元施設廃止を検討/次の地域貢献考える岐路に/3定に関連議案を提出墨田区は、清掃工場から排出される余熱を利用した温浴保養施設「すみだ健康ハウス」の温浴利用について、廃止を含めた見直しを検討している。12日に開会した第3回定例区議会に関連議案を提出しており、年内には方向性を出す見通しだ。清掃工場の建設時に、住民から理解を得るための還元施設として整備した施設が周辺の都市化が進んできたことを受けて、在り方や地域貢献の方法を再検討する岐路に立っている。
清掃工場の白い煙突の足元には、昔ながらの産業廃棄物処理や鉄筋、タイヤなどの工場が点在する。その一方で、新しい戸建て住宅やマンションの新築工事も進んでいる。この一角にあるすみだ健康ハウスの前には半年前から休止中の看板が掛けられたままだ。 看板には、歩いて5分の区立スポーツ健康センターを利用するようにと書いてある。30年来、この近くに住んでいるという女性は「孫たちがスポーツセンターのプールにはよく行っているが、健康ハウスの温浴施設は利用したことがない」と話す。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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