「君が代」不起立訴訟/減給以上は「違法」の判例多数/「裁量権の逸脱」争点に 都立学校の入学式や卒業式で「君が代」斉唱時の起立を拒否し、2010年~13年にかけて、処分された教員らが処分の取り消しなどを求めた裁判で、東京地裁は9月15日、原告14中6人の停職・減給は違法とする判決を出した。「君が代」斉唱時の起立を教員に求める「10・23通達」が都教委から出された03年以降、同様の理由で処分を受け、訴訟を起こした教員や元教員延べ328人の判決が確定しており、57人・67件の停職・減給の処分が違法として取り消されている。都教委による「裁量権」の逸脱や、通達が「思想及び良心の自由」に反するかが裁判の争点となっているが、一連の判決を受け、現場からは「処分の考え方の見直しが必要になるのでは」との声もある。 政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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