| 受動喫煙対策/千代田区は庁舎、公園禁煙/都条例の影響見る区も 都議会は5日、家庭内で禁煙の努力義務を課す子供の受動喫煙防止条例を可決し、年度内には都が公共施設内でのたばこを原則禁止する条例案を提出する方針を示すなど、都内で屋内禁煙を軸とした受動喫煙対策が国に先駆けて進んでいる。この動きを受け、千代田区は、公共空間の禁煙場所を広げ、12月には庁舎、来年度から子供の利用が多い公園の全面禁煙化を決めた。一方で、葛飾区などは都条例による影響を測りかねており、当初の計画を進めて様子見をする構え。
千代田区役所の喫煙スペースには、時間帯を問わず人が出入りしている。一人で来て1本吸ったら出ていく人、偶然居合わせた知り合いと会話を交わす人。1階の喫煙スペースは来庁者が手続きの待ち時間をつぶす場所になり、区議会の入る8階の喫煙室では、先程まで議論を交わしていた議員と職員が委員会の休憩時間に談笑する場となるなど、役所内の「社交場」でもある。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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