| 練馬区/係長職選考で一工夫/勤務評定をもとに「推薦」/育児・介護「3年待機可」練馬区は、係長職選考の受験率の低迷を改善するため、今年度から新たな選考方法をスタートさせた。勤務評定をもとにした事業本部長などによる推薦と、育児や介護の事情を抱える受験者を対象にした合格後の「待機」の制度だ。そのほか、論文の会場試験をなくし、課題提出方式にした。あの手この手で、新たな受験者層の掘り起こしを図りたい考えだ。
■事業本部長ら/6人が選定 練馬区の係長職選考(一般)事務系の10年度の該当者数は261人。合格予定者数は25人程度としたが、受験したのは38人。200人以上が受験せず、合格は18人にとどまった。 同区職員課では、「主任主事選考はほとんどの人が受けるが、主任主事から係長職選考を受ける段階になると格段に受験者が減る」と話す。これまでも所属長からの受験勧奨などに努めてきたが、それだけではうまくいかないと、新たな層の掘り起こしを図ることにした。 主要な対策は二つ。
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