| | 築地再開発／検討会議がキックオフ／小池知事「自由に議論を」／課題も念頭に議論を 築地市場移転後の跡地利用に向けた議論が始動した。築地再開発検討会議（座長＝近藤誠一元文化庁長官）の１２日の初会合では、委員から和食や文化関連の施設、高級ホテルの整備などを求める声が出ており、自由闊達（かったつ）に意見が交わされた。残り６回の議論を経て、来年５月に築地再開発の大きな視点をまとめる予定だが、委員の考えをうまく集約できるか懸念の声もある。
「自由な発想で築地の再開発の意見をどんどん出して、それを（議論の）俎上（そじょう）にのせてコンセプトのベースを作ってほしい」。小池知事は１２日の検討会議で委員にこう求めた。４分弱のあいさつを終えると委員に数回会釈して退室し、希望の党の候補者の応援演説に向かった。
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