| | 新旧副知事に辞令交付／「五輪成功とその先見据え」／３氏の退任に惜しむ声も都議会第３回定例会での選任同意を受け、長谷川明、猪熊純子両副知事が１６日付で就任した。１３日には両氏の新任と安藤立美、中西充、山本隆３氏の退任の辞令交付が行われ、新任の２人は「知事を支え、全庁を取りまとめる役割を果たしたい」（長谷川氏）、「他の副知事と連携して、局横断的に付加価値の高い仕事ができるように職責を果たしたい」（猪熊氏）とコメント。一方、安藤氏は退任後も築地再開発を担当する都参与として残ることになり、「全力を傾ける」と淡々と語った。
長谷川氏と猪熊氏は辞令交付を受けた後、報道陣の取材に応じた。長谷川氏は「２０２０年大会の成功とその先も見据えて、都政の重要課題はたくさんあるので知事をしっかり支え、全庁を取りまとめる役割を果たしていきたい」と強調。２２年ぶりの女性副知事に就任した猪熊氏は「都庁には『ガラスの天井』がないことを力強くメッセージとして発信している人事だと理解している。重責を感じながら頑張る」と抱負を述べた。
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