| 政治は「見えない声」を聞くことができるのか/自立生活サポートセンター・もやい 大西連 新宿駅西口。夜11時。昼間の暑さとうって変わって夜風が心地よい。 オフィスビルが集まるエリアに人影はまばらだ。片側4車線の幹線道路はドライバーが仮眠をむさぼるタクシーに、時間をつぶす高速バスが列をなして駐車している。その車列にまぎれて、大きな荷物を抱えた小さな幾人もの影が集まってくる。あるものは段ボールを組み立て、あるものは寝袋を広げる。 〝新宿には100人以上の「ホームレス」が存在する〟
新宿駅東口。深夜2時。眠らない街の喧騒はとどまるところを知らない。 雑居ビルの一角のネオンのなかに、24時間営業の店舗が乱立する。「ナイトパック1500円」「リクライニングシート完備1800円」「完全防音2000円」。終電を逃したサラリーマンや大学生ではなく、身分証のありなしや数百円の違いで一喜一憂する人たちがいる。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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