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製茶から基準値超のセシウム／板橋区小学生の茶摘み体験で／事前に検査、一般流通なし／風評被害を懸念

　板橋区は６月３０日、区立小学校の児童が体験学習で区内の茶畑で摘んだ茶葉を製茶したところ、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。区は児童に渡す予定だった製茶は全て廃棄する方針で、茶摘みの際の健康被害はないとしている。茶畑は区の事業用で一般への流通はない。３月１１日の福島第一原発事故以降、都内の一般農産物から基準値超の放射性物質が検出されたのは初めて。

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