| 無電柱化の日/区道に「コストの壁」/技術確立より推進論が先行 きょう10日は、一般社団法人日本記念日協会が認定した「無電柱化の日」。頭上に張り巡らされた電線を撤去する無電柱化は、まちの防災性や景観を向上させる政策として戦後から進められており、昨年12月には電柱の新設を抑制する「無電柱化の推進に関する法律」が制定された。都は全国に先駆けて電柱の新設を原則禁止する「無電柱化推進条例」を9月に施行し、整備率も全国で群を抜いているが、技術的な課題が多い。特に国や都が推進しようとしている道幅が狭い区道での無電柱化には自治体が踏み出しにくい状況だ。 都営地下鉄新宿線の一之江駅を降りてすぐの今井街道沿いにある約2キロの商店街。2車線相互通行の車道の脇には、昔ながらの理髪店や写真館などの個人商店が軒を連ねている。視界が開けていると感じるのは頭上に電線がないためだ。この商店街では、1980年代前半から進められてきた下水道整備と併せて電線を地中化した。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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