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木質系がれきの再利用/首都大と福島県が共同研究/放射性物質を分離・除去/チップ化でバイオ燃料に

首都大学東京と福島県の間で、放射線汚染された木質系がれきの再利用等に関する共同研究が動き出す。都のシンクタンク機能として積み重ねてきた学術的知見を生かし、倒壊家屋等のがれきから放射性物質を除去し、再利用を進めることで、被災地の復興支援につなげる。近く首都大の担当者らが福島県を訪れ、情報交換を行う予定。今年度は放射性物質の分離・除去方法を確立し、12年度には木質チップとしての活用など具体化を図りたい考えだ。

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