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ふたつの豊島(ゆたかなしま)から未来へのメッセージ/―持続可能な社会を目指して

  1980年代、日本最大規模と言われた産業廃棄物の不法投棄があった香川県豊島(てしま)では、本年3月に不法に投棄された廃棄物の撤去が完了した。この事件を機に、排出事業者責任の明確化、罰則の強化等廃棄物処理法が改正されるなど、豊島事件の教訓は、この後の数次にわたる廃棄物処理法の改正に大きな影響を与えた。
 今回、廃棄物完全撤去の報告と、我が国における大量生産・大量消費・大量廃棄社会の在り方を見直す契機となった豊島事件の意義と教訓を改めて考えるため、展覧会「ふたつの豊島(ゆたかなしま)から未来へのメッセージ―持続可能な社会を目指して」が同じ名前の豊島区で開かれる。
■豊島事件の概要
 香川県が豊島の事業者に対し、産業廃棄物処理業(木くず、汚泥等、ミミズによる土壌改良剤化処分業に限る)を許可したが、その後、処理業者はシュレッダーダストや廃油、汚泥等の許可外の有害産業廃棄物を大量に搬入し、野焼きや不法投棄を行った。香川県の指導が十分に行き届かなかったこともあり、約13年間にわたり不法行為が継続し、日本最大規模の不法投棄事件となった。
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