| 豊洲の深層~元都議会議長に聞く(上)/知事自らの不作為を責任転嫁/杉並区長 田中良 都議選直前、小池知事は築地市場を訪れ、豊洲新市場の地下水が環境基準値以下にならないことをわび、同時にかつて都議会が付帯決議により「無害化=地下水の環境基準値以下」との条件を付けハードルを高くし過ぎたという弁明をした。 選挙後に開かれた豊洲移転の関係局長会議には、都議会の付帯決議で「無害化=環境基準値以下」と記載された資料が配布され、知事の弁明を既成事実化した。しかしこれは当時、付帯決議に「無害化」の文言を入れた事実に全く反している。 ■「基準以下」は却下 当時の都議会民主党内に「無害化」の意味するところを「地下水の環境基準値以下だ」と決議文に明文化するよう求める意見があったのは事実だが、案文作成の最終段階でそれを私が却下した。このことは今でも鮮明に記憶している。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|