| | 都議会改革検討委／議員公用車半分以下に削減へ／議会棟禁煙来年から全面実施 都議会改革検討委員会が７日に開かれ、議員公用車の一部廃止や議会棟の全面禁煙、政務活動費の新年会など飲食を伴う会合への支出禁止などが合意に至った。８月の設置から４カ月で、当初議題に上っていた主な項目が解決した格好だ。特に公用車や全面禁煙を巡っては、難色を示す会派と決定直前までギリギリの調整が図られた。今回は年内最後の検討委だったが、来年は会派間で賛否が分かれる通年議会導入などが議論の俎上に上ることが予想される。
「議員が頻繁に公用車を使うと、特権的に見えてしまう」。行政学者の大森彌東京大学名誉教授がこう言い放った。７日に同検討委が全都議参加可能な形で実施した有識者ヒアリングの一コマ。一瞬、会場がざわついた。
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