| 女性視点の防災人材育成/ターゲットは「働く女性」/地域との接点作りが鍵 都総務局は19日、第4回の「女性の視点からみる防災人材の育成検討会議」を開催し、目指すべき女性の防災人材像や、来年度以降実施する研修会の方針などを盛り込んだ報告書案を示した。働く女性など、地域社会との関わりが薄かった女性をターゲットに、企業と連携したセミナー実施などを想定している。同局は来年1月中に報告書をまとめ、来年度以降の本格実施につなげる方針だ。 同会議の狙いは、女性防災人材の育成だ。東日本大震災など過去の災害時には、避難所での授乳や着替え、衣料品の配給などの問題が顕在化した。災害時の避難所運営を始め、防災活動への女性の参加が少なく、女性目線の欠如に対応する。 同日に示した報告書案では、目指すべき人材像として、▽身を守るための知識がある▽知識に基づいた行動ができる▽周囲の人を牽引(けんいん)するコミュニケーション能力がある─の三つの要素に整理した。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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