| | 五輪組織委員会／開閉会式で計画チーム／オフィスは晴海に集約へ 五輪組織委員会は２０日の理事会で、東京大会の開・閉会式の基本プランを策定するため、映画監督やクリエーティブディレクターなど８人で構成する「総合プランニングチーム」を立ち上げる方針を決めた。開・閉会式全体のストーリーと、各式典で展開するメッセージについて検討する。また、２０１８年度以降、新たなオフィスとして「晴海トリトンスクエア」（中央区）を使用し、集約していく方針も明らかにした。
プランニングチームのメンバーは、アニメ映画『君の名は。』で知られる映画プロデューサーの川村元気さんや演出振付家のＭＩＫＩＫＯさん、音楽家の椎名林檎さんら８人。「映像とストーリーを統合できる」「東京・日本の伝統を演出できる」「共生を表現できる」などの観点で人選した。
開・閉会式のコンセプトは、組織委の「有識者懇談会」が（１）平和（２）共生（３）復興（４）未来（５）日本・東京（６）アスリート（７）参画（８）ワクワク感・ドキドキ感─の８本に決定。オリンピックとパラリンピックの開・閉会式を「一連の四部作」と捉え、起承転結となるように構成する方針を示した。特に、東京は初めて２度目のパラリンピックを開催する都市になるとして、「共生社会」を目指すことを世界に伝える。
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