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昭島市/アキシマクジラが新種認定/英文誌に論文、発見から56年越し

   昭島市内でほぼ完全な化石が発見された約200万年前の古代クジラ「アキシマクジラ」が1日、新種として認定された。この化石を調査・研究した群馬県立自然史博物館の長谷川善和名誉館長、木村敏之研究員らが連名で、日本古生物学会の英文誌『パレオントロジカル・リサーチ』に研究論文を発表した。この時代のクジラの全身骨格は世界的に見ても珍しい発見。論文を発表した木村氏にアキシマクジラを解説してもらった。        (編集部)
◇多摩川の底で発見
 1日、都内で発見された化石が新種として報告されました。正式な生物の名前である学名はEschrichtius akishimaensisといいます。実はこの化石はとてもよく知られた標本で、アキシマクジラといえばご存知の方がいるかもしれません。Eschrichtiusは属名でアキシマクジラが属しているコククジラ属を表します。
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