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18年度都区財調フレーム/交付金総額が1兆円超え/法人住民税増で過去最大

都総務局は26日、2018年度の都区財政調整フレーム案を発表した。交付金総額は前年度比7・3%増の1兆228億円で、08年度以来となる1兆円の大台超えを果たし、過去最大を更新した。また、基準財政収入額は前年度比0・7%増の1兆1315億円、基準財政需要額は3・7%増の2兆1031億円で、いずれも2年ぶりに増加に転じた。需要額算定では、新規算定12項目や算定充実12項目など計47項目を盛り込んだ。フレーム案は2月1日に開かれる都区協議会で正式合意される。
 過去最大規模となったのは、交付金の原資となる調整3税の9割以上を占める固定資産税と市町村民税法人分(法人住民税)の増収が要因だ。固定資産税は3年ごとの評価替えに当たり、堅調な景気を反映して前年度比500億円(4・2%)増となる1兆2309億円。法人住民税は好調な企業業績から同573億円(10・1%)の大幅増を見込み、6236億円となった。
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