| 東京最前線/市場移転/どう防ぐネズミ大移動/築地周辺も戦々恐々/特定種は「打つ手なし」 築地市場に生息する大量のネズミが10月7日の閉場後、エサを求めて大移動する可能性がある。都や業者は場内でネズミ駆除対策を実施し、地元の中央区も連携して周辺への影響を防ぐ方針だが、一方で豊洲市場へのネズミの侵入をどう防ぐかも課題になる。市場のネズミ対策を追った。 平日午後、商いを終えて暗く静まり返った築地市場の水産仲卸売場。市場の代名詞でもあるアーチ状の建物内に足を踏み入れると、小さな物影が俊敏に走り抜けた。ネズミだ。 築地市場には2種類のネズミが生息する。水産エリアに住むのは、地中や下水管などをすみかにし、魚介類など動物性たんぱく質を好むドブネズミ。一方、青果エリアには、天井や壁の裏などに住み、植物性の野菜や果物、穀物類などを食べるクマネズミがおり、すみ分けを図っている。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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