| 地方分権の政治経済思想~米国の自治体創設運動から考える(1)/日米の地方自治は真逆の方向か/大阪経済大学経済学部客員教授 吉川富夫 この小論は、近年の地方自治にかかわる大きな出来事として、日本では「平成の大合併」そして米国ではジョージア州における自治体創設運動を見て、地方分権を支える政治経済思想について、日本と米国の違いを探ろうという試みである。折しも平成の大合併が全国の自治体を席巻してちょうど10年が経過し、地方自治にどのような変化が生じたのかが問われているところである。また、憲法改正論議の高まりの中で、地方自治に関する条項(第8章)にも関心が寄せられつつある今日である。改めて地方自治制度について、その政治経済思想にまで立ち戻って検討してみるよい機会ではなかろうか。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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