| パンダフィーバー 日本を元気に!/恩賜上野動物園副園長 田畑直樹パンダが来園して4カ月、公開してから3カ月が過ぎた。取材等は相変わらず多いし、パンダフィーバーはまだまだ続くと思われるが、少し落ち着いたこの時期に振り返っておきたい。 知事会見直後、電話は/鳴りっぱなし 2010年2月12日、石原知事が定例記者会見でパンダの受け入れを表明した。直後、私の机がある管理係の電話5台は鳴りっ放しとなった。パンダフィーバーの始まりを感じさせるものであった。 その後、7月26日、北京において中国野生動物保護協会と「ジャイアントパンダ保護研究実施の協力協定書」に調印し、11年1月受け入れに向け、準備に追われていた9月、尖閣諸島の問題が発生した。ジャイアントパンダ保護基金の発足、命名募集の日程など全てが先送りとなってしまった。それでも、導入に向けた努力は淡々と続けられた。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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