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特別区を担う―「昇任意識調査」を受けて2/上司の視点を持つ/時には反面教師にしながら

仕事をする時、「上司の視点」を持つよう努めていますか─。
 特別区人事委員会の昇任に関する職員意識調査では、「昇任意欲が高い人」と、「昇任意欲が薄い人」とで、この質問に対する答えに差が見られた。
 係長・主査、総括係長のうち、昇任意欲が高い人は、93・1%が「そう思う」「まあそう思う」と答えたが、昇任意欲が薄い人では79・9%。主事、主任主事でも、昇任意欲が高い人は65・9%が上司の視点を意識していたが、昇任意欲が薄い人で意識をしていたのは44・9%にとどまった。
 ある管理職は「昔は、係長や管理職の予備軍の時から、上の職層の考えを持たないといけないと言われてきたし、自分もそうやってきた」と話す。仕事を教わったり、飲みに連れて行ってもらったりするつながりの中で、一定のリーダーとして育っていく期待をかけられていた。それが一般的だった。


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