| | パステル画主体の本格的展覧会／第５回秀逸企画賞を受賞／目黒区美術館長 秋山光文 昨年１１月に開館３０周年を迎えた目黒区美術館では、これを記念する企画の一環として１０月１４日から３８日間という日程で「日本パステル畫事始め展」を開催しました。通常よりおよそ２週間短い会期であったのは、展示されたおよそ１５０点の作品全てがパステル画であったことに由来するためで、粉状の顔料を固めたパステルという画材は、画面となる紙の上に定着することが難しいという特殊性が考慮されたことによります。
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