| 都議会百条委/不起訴処分で権威失墜/訴訟に発展する恐れも/折れた伝家の宝刀 豊洲市場の移転問題を調査した都議会百条委員会が告発した浜渦武生元副知事と赤星経昭元政策報道室理事の2人が3月30日付で不起訴処分となった。新たな事実が百条委で解明されなかったことも加えると、都議会史上に汚点を残す結果となる。今後は、名誉毀損(きそん)を理由に訴訟に発展する可能性があり、問題が尾を引くことになりそうだ。 一般的に、東京地検が不起訴処分とする理由は、▽嫌疑なし▽嫌疑不十分▽起訴猶予─の3種類ある。偽証認定に賛成した百条委の元委員は本紙の取材に、「元知事本局長の前川(燿男)練馬区長が(浜渦氏の偽証の根拠となる)証言を行った。区長がリスクを負って証言したのは重い。嫌疑なしの不起訴はあり得ない」と強調した。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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