| 東京最前線/衆院「脱原発解散」なら/東京選挙区はどうなる/東国原、松沢両前知事が注目区に殴り込み?退陣表明したのに辞めない菅直人首相を巡って、政治がますます混迷を深めている。退陣3条件の法案をクリアしても本当に辞めるのか不透明で、8月にも、一か八かの「脱原発解散」に踏み切る可能性を与野党ともに警戒している。本当に総選挙になったら……。東京選挙区の見通しを探った。
被災地はとても選挙などできる状況じゃない。というのは誰もが分かっている。だからと言って、早期の解散・総選挙がない、とは断定できないのが、今の菅首相だ。仙谷由人官房副長官が「なんとかに刃物……」とつぶやいたと伝えられているように、菅首相に普通の常識は通用しない。 「首相になって何をするかではなく、ただ首相になることが目標だった政治家だから、自らその座を退くとはとても思えない」(さきがけ時代から菅首相を知る関係者) 若手や中堅議員は、心なしか浮き足立ってきた。民主党は7月14日、震災前から行っていた1年生議員向けの「選挙セミナー」を復活させた。若手議員が独自に選挙の勉強会を開く動きも出ている。民主党議員は、逆風、しかも与党として守りの選挙の経験がない。議員の恐怖心は強い。
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