| 3回以上拒否 4000件超える/重症患者の救急搬送で 都内の重症患者の救急搬送で昨年、医療機関に3回以上受け入れを断られたケースが4千件超あることが、総務省消防庁の調査で分かった。 10回以上拒否されたケースも280件。最も難航したケースでは、60歳代男性が41回拒否され、救急隊が3時間弱にわたって搬送先を探し続けた。かかりつけ医はあったが、躁(そう)鬱(うつ)病と肝炎の既往症があったという。また、産科未受診で母子手帳を持たない30歳代女性が自宅で陣痛を訴え、21回拒否された事案もあった。 受け入れ拒否の理由としては▽満床▽手術・患者対応中▽処置困難─が多い。
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