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選挙プランナー・三浦博史氏に聞く(上)/パフォーマンスはいい加減に

  2016年の都知事選から間もなく2年となり、小池知事の任期が折り返しを迎える。来年には統一地方選、再来年には知事選が行われ、東京にとっては重要な2年になりそうだ。最近の地方選では、新潟県知事選で与野党対決の構図となり、注目を集めた。当選した花角陣営の選挙参謀を務め、過去の都知事選にも関わってきた選挙プランナーの三浦博史氏に県知事選を振り返ってもらうとともに、来年の統一地方選や再来年の都知事選などについて聞いた。

 ─新潟県知事選を振り返って。
 勝つか負けるかハラハラドキドキすることはよくあるが、ちょうどサッカー日本代表の対ベルギー戦と同じように、「早く試合が終わってくれ」という思いの連続だった。知事選は17日間。最初は「勝てる」と思っていても、誰かの失言か何かですぐに情勢は変わるものだ。期日前投票で若干リードと言われた段階で、「このまま早く投票日になって」という感じだった。
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