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混乱の終着点~狛江市長選(下)/選択の時迫る/「刷新」か「安定」か

  12日、狛江エコルマホール6階で行われた市長選予定候補者の討論会は、熱気で包まれていた。突然の選挙のため、主催者が広報できた期間はわずかだったにもかかわらず145席の会場のほとんどが埋まった。「昨年10月の衆院選も突然だったが、討論会にはあまり人が集まらなかった」(主催者)といい、今回の市長選への市民の関心の高さを感じさせる。
 討論会に出席した2人の候補者のうち、田中智子氏は共産、社民、生活者ネット、新社会の推薦を、松原俊雄氏は自民、公明の推薦を受けており、保革の一騎打ちの様相を呈しているが、両氏とも基本政策の中心には市民参加・市民協働を掲げており、共産市政だった矢野裕元市長の政策に似ている。
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