| 寄稿/東京都制75周年を迎えて/都制度の来し方行く末を考える/元都副知事 野村鋠市 今年の7月1日、かつての東京市と東京府が合体して東京都制が施行されてから、75周年を迎えた。 都制施行日は、太平洋戦争真っ最中の1943年、7月1日であった。今年で4分の3世紀を経過したことになる。 本稿では、この東京都という制度について、その来し方行く末を考えてみたい。 1943年といえば、その前年、ミッドウェー海戦で日本が敗れ、アメリカなど連合軍の反攻が強まり、日本の危機が迫っていた。当時の東條英機内閣は、「帝都東京の国家的性格に適応した戦時体制をつくり、東京府と東京市の二重行政の弊害を排し、行政の一元化と効率化を図る」という目的で、新たに東京都という制度を発足させることを閣議決定した。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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