| 小池都政2年~1期目前半を振り返る(2)/情報公開/職員に徹底自身は非開示 「情報公開は肝になる。黒塗りが多くて海苔(のり)弁当のようなものが出て、審議会の一部も非公開となっている」。小池知事が就任後間もなくの2016年9月1日、都政改革本部の初会合で小池知事はこれまでの都政を問題視し、情報公開の徹底を指示した。 効果はすぐに現れた。同本部は9月29日、2回目の会合で公文書の原則開示を直ちに実施するよう言及した。ある都幹部は「小池都政になり、都職員の情報公開のブレーキが外れた」と振り返る。 いわゆる「黒塗り」が多かったのは、職員の非開示理由の解釈による。同本部は「都政の混乱や特定者の不利益」「事務事業への支障」などにつながる恐れという非開示規定を援用する場合が多いと指摘。同幹部も「これらの規定は使いやすかった」と明かし、「小池都政によって情報公開が何歩も進んだのは事実だ」と述べる。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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