園児の遊び場確保に新手法/世田谷区 企業用地借り受け/目黒区 遠隔地にバス輸送 23区が待機児童解消に向けて保育所の新設を進める中、園庭の確保に頭を悩ませている。取得可能な用地の不足と高額な地代のため、近隣の公園を代替園庭に指定する保育所が増えているが、周辺の保育所と指定が重複し、公園の取り合いになるケースも発生しているという。こうした中、世田谷区は8月から企業の福利厚生施設を遊び場として借り受ける。一方、目黒区は10月から敷地面積が大きい公園へのバス輸送を開始。厳しさを増す児童の外遊び環境の確保に向けた新たな取り組みが始まった。 都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/) |